為替ヘッジって何?

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間違いだらけの投信選び(3)「為替ヘッジって何?」

海外の投資信託を購入する場合のリスクとして為替リスクがあります。
これは、自国通貨が外国通貨に対して強くなってしまった場合、外貨建て投資の自国通貨換算での収益が減ってしまうという可能性のことを言います。

そのリスクに対処する方法として海外の株式や債券で運用する投資信託には、為替ヘッジと言う方法があります。

為替ヘッジとは、為替の動きが本来の値段に影響を与えないようにする手段です。
為替ヘッジをするには、相当のコストがかかり(コストは、両通貨の金利差などによって変動します)、これをヘッジコストと呼びます。

仮にヘッジコストを5%とすると、ドル建てで商品が20%値上がりすると、その間の為替の動きにかかわらず、20 - 5 = 15%の利益になる計算となります。値動きがなかった場合はヘッジコスト分5%がファンドの価額の値下がりとなります。

為替ヘッジがないと、いうまでもなく為替変動の影響を受けることになります。
ドル建てで商品が20%値上がりしても、その間に30%の円高になれば、円換算ではマイナスになりますし、逆に30%のドル高に動けば円換算で50%以上のプラスになるのです。

長期的視野にたった国際分散投資を考えるときには、海外の商品への投資には為替ヘッジをつけないのが一般的です。
運用通貨を分散するというのも、重要なポイントだからです。資産の一部を外貨建で持つことにより、円安になったときにもそのメリットを受けれるようにするわけですね。


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