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株式投資コラム>為替と株価の相関 |
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ニュースで動く株価(2)「為替相場と株価」為替相場の動向には、多くの銘柄の株価が強い相関をもっています。 例えば、電気・電子関連,ハイテク株,自動車株などの輸出関連株であれば、円高が株価にマイナス要因として働くことが多いでしょうし、電力株やガス株などの内需関連株は、コスト減から株価にプラス要因の連想を呼ぶことが多いようです。 一般的に為替が与える影響は次のようになっています。 では、日本経済にとって為替相場は円安・円高のどちらが良いのでしょうか。 しかし、最近では円安が進んでも、日本の輸出はむしろ減少傾向を強めています。 これは中国が安い人件費、勤勉な労働力を背景に国際競争力を強めており、多少円安が進んでも、日本の輸出はなかなか増えない構図になっているからだそうです。 日本経済にとってそれ以上に問題なのは、円安が外国人投資家に与える影響です。 日本株を保有している外国人投資家は、円安が進めば進むほど為替差損が発生するため、日本株への投資に慎重になります。 その結果、株安、債券安、円安という、トリプル安(いわゆる日本売り)という現象が起こるのです。
日本は原料や燃料の多くを輸入していますが、円安・ドル高が進めば、それらの価格が値上がりします。 物価下落(デフレ)を上回るピッチで賃金が減少している今、物価が上昇すれば、個人消費はますます落ち込み、景気に悪影響を与える結果となります。 |
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