米国株価と日本の株価の相関

 
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ニュースで動く株価(3)「米国株価」

『米国がくしゃみをすれば日本は風邪をひく』などと言われるほど、日本は米国市場に多くの影響を受けてきました。株価も例外ではなく、東京の株式市場は、前日の米国株式市場の動向に強い影響を受けています。

米国株が暴落すると、日本株も一緒に暴落するケースが多々あります。
逆に米国株が大きく値上がりすると、日本の株式市場にも安心感が広がって値上がりします。

このように、日本株が米国株とそっくり同じような動きをすることを「写真相場」と呼ぶそうです。

ではなぜ、こんな現象が起きるのでしょうか。

米国の機関投資家は積極的に国際分散投資を行っています。そういう機関投資家は、米国株が暴落すると、その損失を穴埋めするため、利益が出ている海外の株式を売却することがよくあります。

このため、米国株が暴落すると、海外の株式が売られるのではないかという憶測を呼び、その不安から海外の株式が売られて下がりやすくなるのです。

また、米国株が暴落し、米国の景気が落ち込む懸念が強まると、日本でも対米輸出が減少して景気が落ち込み、株価が暴落する可能性があります。

そこで持ち株を早目に売っておこうという空気が、日本の投資家の間にも広がり、株価が値下がりしやすくなるといった面もあるそうです。

また、好景気の米国で情報通信株やハイテク株が人気を集めると、不況の日本でも同じような業種の銘柄が人気を集めて、高値をつける傾向があります。

そういう場合には、米国で情報通信会社やハイテク企業の業績が落ち込み、株価が急落すると、日本でも同じような銘柄が売られて大きく値下がりします。


この現象は日本だけではありません。
経済のグローバル化が急速に進んだ結果、1国の景気、株価動向が他の国々の景気や株価に大きな影響を与えるようになっています。

→ニュースで動く株価インデックス

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