金利と株価の相関 金利が上下すると株価はどのように動くのか

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ニュースで動く株価(4)「金利と株価の相関」

金利はマクロでみたカネの需給を示した指標と言えます。

カネが余れば金利は低下し、カネが不足すれば金利は上昇します。
金利の変化は、マネーサプライ(世の中のカネ回り)に影響をあたえるのです。

マネーサプライとは、この世の中に出まわっているお金の流通量のことです。経済全体にお金がどの程度流通しているかを見るのに利用されている指標です。

金融機関の役割は、経済活動に応じてこのマネーサプライを調整してやるところにあります。


金利が下がると株価は上がります。金利が下がると、預金や債券の金利が下がるため、預金をする人が減ります。そこから逃げたお金が株式市場に集まるため株価が上がるのです。

逆に金利が上がると株価は下がります。金利が上がると、預金や債券の金利が上がるため、預金をする人が増えます。株式市場から預金や債券へお金が逃げてしまうため株価が下がるのです。

実際には、金利下降への予想で株価は上昇し、金利上昇への予想で株価は下落します。

それでは現在の金利上昇中ではどのようなことが起きているのでしょうか?

米国が利上げサイクルに入ったことで、余っていたドル、世界中に投資されていたドルが引き上げられようとしています。それにより世界経済も拡大がとまりますから、米国投資家もこれまでのように海外投資を積極的には進められなくなります。

むしろ、自国のドルの金利が上がるのであれば、ドルの預金でも十分ということになるでしょう。

この米国投資家の資金を引き上げる動きは、欧州のみならず日本を含めた世界中で見られる傾向にあります。

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