株式分割と株価の相関

Puffettの銘柄選び

 
コンテンツ

株式投資コラム>株式分割と株価の相関

Puffettの銘柄選びトップ
株式投資コラム
銘柄選び日記
日記アーカイブ
トレード記録
書籍紹介
リンク集
プロフィール
Mailフォーム


 

ニュースで動く株価(8)「株式分割」

 理論的には株式の分割で時価総額は変化しないと考えられます。当然ですね。一株を二株に分割すれば、株価は半分になるはずです。

 では、株式分割を行うメリットとはなんでしょうか。

 分割で株価を下げることによって投資家が買い求めやすくなり、流通株数が増えます。つまり「流動性」が改善するのです。これが評価されて時価総額が増える、というのならわかります。

 しかし、実際はちがいます。

 分割の権利が株主に発生した基準日から、実際に株主の手元に分割されて増えた株券が出回るまで二ヶ月程度かかります。この間に需給関係の逼迫が起こり、株価が上がりやすくなっているのです。

 この現象が投機に利用されます。株式分割も良いことばかりじゃないのですね。

 株券が電子化されれば即時分割でこうした投機的動きを封じ込めることが出来るのですが。

[分割銘柄一覧]
トレーダーズ・ウェブ

→ニュースで動く株価インデックス

©2008 Puffett All right reserved. 

Puffettの銘柄選びトップ | 株式投資コラム | 銘柄選び日記 | 書籍紹介 | リンク集 | プロフィール | Mailフォーム