テクニカル分析「三角保ち合いの見方」

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テクニカル指標大全・逆張り系(5)「三角保ち合いの見方」

 三角保ち合いとは、株価が上下に動く幅が徐々に狭まって行き、上値の点を結んだ直線と、下値の点を結んだ直線が交わった時に三角形ができるチャートの形を言います。

 一般的に三角保ち合いは、株価がどちらかに動くための材料が不足し、投資家が迷っている時に現れます。

 この三角保ち合いができるということは、株を買っていた投資家があきらめて売ったり、信用取り引きで空売りしていた投資家があきらめて買い戻すことで、その株を売買していた投資家の反対売買が一巡することを言います。この動きが一巡すれば需給関係が改善され、その後株価は上下どちらかに大きく動きます。

 つまり三角保ち合いは株価の転換期を見つける指標として利用出来ます。

 三角保ち合いには次の三つのパターンがあります。

1、二等辺三角形型

三角保ち合い

 上昇と下落の幅が同じ様に小さくなっているので、上に行く力と下に行く力は均等。上に行くか、下に行くかの確立は半々です。

2、下が直角の三角形型

三角保ち合い

 下値は一定に保っており、前回の下値近辺まで下落してもそれ以上は下落しない、という動きです。下値不安がないと言えますが、下降トレンドであるとも言えます。これも上下どちらに行くかはわかりません。

3、上が直角の三角形型

三角保ち合い

 上値が一定なので、前回の高値を越えられない、と言えます。ただし逆に下値を切り上げていることで上昇トレンドとの見方もできます。このように、パターンの形で上がるか下がるかは判断できませんが、一般的に上がる確率の方が高いと考えて良いようです。

 使い方としては、「三角保ち合いかな?」と思ったら自分で線を引き、株価が動く頂点の位置(日付け)を見つけることです。ここで勘違いしてはならないのは、株価を押し上げるのはあくまでもファンダメンタルズ要因であるということをお忘れなく。

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