テクニカル指標大全・順張り系「ストップ高の法則」

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テクニカル指標大全・順張り系(4)「ストップ高の法則」

 連続ストップ高になった銘柄には、上昇力と同時に危険性をはらんでいる。

 株がストップ高をするのには理由がある。仕手筋の介入などもあるが、圧倒的に多いのはファンダメンタルズが良くなったことを好感する場合や、良くなるであろう材料が出現したときである。現在の株価が割安で魅力的であった時に値幅制限いっぱいに上昇する。

 チャートの形から、ストップ高は三つのタイプに分けることができる。「下ひげ型」「比例配分型」「大陽線型」である(下図)。

ストップ高の法則
図. ストップ高の3タイプ

 下ひげ型は潜在的な上昇力が強いと見ることができる。下ひげがある、つまり、利食いの売りを出す投資家よりも強気の買いの投資家が多いということを表わしている。下ひげの上に押す力は非常に強く、その後の大幅高が期待出来るチャート形状である。

 また比例配分型は途中でひげを出現させないが、大きな窓を連発させるのが特徴である。たとえば、実際の株価が100円のときに、理論株価が1万円となるような大きな材料が出たとしよう。このとき、理論株価と実際の株価のギャップを埋める役割を果たすのがストップ高である。

 つまり、大化けする株とは、「比例配分型」が初期段階であらわれ、買い手が疑い用の無い信念を持って買い、その結果ストップ高を連発することを示している。

 この逆の見方をすると大陽線型は「買い方に確信が無い」と見ることができ、これに乗っかることは危険である。理論株価と実際の株価のギャップを埋める上昇であれば、値段がつきながら上昇するというのはおかしい。一通り上がった後に大幅に下げ戻ることが考えられる。

[参考文献]

投資の王道―株式市場のテクニカル分析, 新井邦宏, 日経BP社

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