財務諸表の基本

Puffettの銘柄選び

 
コンテンツ

株式投資コラム>財務諸表の基本

Puffettの銘柄選びトップ
株式投資コラム
銘柄選び日記
日記アーカイブ
トレード記録
書籍紹介
リンク集
プロフィール
Mailフォーム


 

財務諸表の基本

 会社の経済活動は、お金の流れという観点で五つのキーワードでまとめることができます。

  • 資産プラスの財産。現金・預金・貸し付けたお金・回収する権利のある売り上げ代金・売れ残り商品・株券・土地・設備・車両など。
  • 費用稼ぐためのコスト。売却目的の商品仕入・宅配便代・従業員への給料・事務所の家賃・火災保険料・広告宣伝費・電話代・電気代など。
  • 負債マイナスの財産。支払う義務のある仕入れ代金・買い入れたお金・支払う義務のある税金。
  • 資本元手と儲けの蓄積。株主に出してもらった資本金・儲けのうち社内に残した額。
  • 収益会社の稼ぎ。商品の売り上げ代金・利息の受け取り・配当金の受け取り・土地を売却した儲け。

 経理の世界では、会社でのお金の流れを左右対称に区分して記録します。上記の五つのキーワードをまとめると下記の図のようになります。

決算書の基本1

 ここで、右側には「お金の集め方(どうやってお金を集めたか)」を示し、負債・資本・収益が表示され、左側には「お金の使い方(何に使ったか)」を示す資産・費用が表示されます。集めたお金と使っているお金は必ず同額で、左右の合計金額は必ず一致します。

 この五つの区分を記録し、上下に分解すれば賃借対照表(バランスシート、B/S)、損益計算書(P/L)ができます。

  • 貸借対照表B/Sは、企業の財産表です。プラスの財産、マイナスの財産、純財産をどれだけ所有しているかをしめしています。
  • 損益計算書P/Lは、企業の経営成績表です。いくら儲かったかいくら損したかを示しています。

 損益計算書の利益が貸借対照表(バランスシート)の利益余剰金とリンクしています。

決算書2

    [次のページ]
>>バランスシート(貸借対照表)を読もう。


>>財務諸表コラムトップへ
©2008 Puffett All right reserved. 

Puffettの銘柄選びトップ | 株式投資コラム | 銘柄選び日記 | 書籍紹介 | リンク集 | プロフィール | Mailフォーム