DCF法(2) フリー・キャッシュフローとは

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DCF法(2) フリー・キャッシュフローとは

企業価値に置き換える

前回コラム「もっともシンプルな理論株価 DCF法とは」で出てきたキャッシュマシーンの議論を企業価値に置き換えます。
算出した「投資対象が生み出すキャッシュフローの現在価値」よりも株価が安ければ「買い」ですね。
話は似ているのですが、企業の場合生み出すお金の値としてフリー・キャッシュフローが良く使われます。

フリー・キャッシュフローとは、企業の1年間の経済活動の中で増加した「債権者・株主に返還することができる自由な(余った)お金」と言い換えることができます。
余ったお金ですから、企業に投資している債権者・株主側から見れば自分たちのお金から経済活動を通して得られた利益と見ることができます。
企業は、債権者・株主にお金を返しても良いですし、設備投資等にまわすためにお金を留保しても良いです。

フリー・キャッシュフロー(FCF)の計算式は下記のようになります。
(詳細に検討するための式もありますが、下記はもっとも単純なものです。)

・FCF = 営業C/F + 投資C/F

フリー・キャッシュフローは基本的にはプラスになるはずですが、投資に積極的な成長企業などはその限りではありません。
特に将来の大きな成長を見越して投資を行った企業は、フリー・キャッシュフローが一時的に悪化することもあります。

正確な理論株価を算出しようとする場合、投資対象の企業のフリー・キャッシュフローが将来どのように変化するのか、公開情報から見極めることが重要となってきます。

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