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株式投資コラム>毎月分配型ファンド |
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間違いだらけの投信選び 「毎月分配型ファンド」国際投信投資顧問が運用している、毎月決算型の国際債券(無ヘッジ)で運用する投資信託「グローバル・ソブリン(毎月決算型)」は、「2001年度最高の人気ファンド」で運用資産は日本一でした。そして現在でも純資産を増加させ続けています。 グローバル・ソブリンは名前などからも分かる様に「毎月分配金が支払われる」ファンドです。低金利で預金があてにならない今、年率3〜5%程度になる毎月の分配金をお小遣いの一部にしたい、といった要望や、1万円程度から投資できる気軽さなどから買われているようです。 さて、グローバル・ソブリンはともかく、毎月決算型のファンドには良いことばかりではありません。 分配金は当然源泉徴収の対象となり、20%の税率で税金がかかります。分配しないで再投資して長期運用しようと考える方には、80%づつしか再投資できないわけですから、年一回決済を行って再投資するファンドと比較して効率が劣ってしまいます。 また、毎月高い分配金を受け取れると、受け取れる分配金をもとに投資を考えてしまいがちですが、客寄せの為に基準価額を削って高い分配金を出すようなファンドもあるそうですし、もちろん、元本割れするような可能性についても考慮しなければなりません。 グローバル・ソブリンをやり玉に挙げるつもりはありませんが、同じ外国債券を自分で購入・保有した場合にかかるコストは、証券会社の口座管理料だけです。対してファンドの場合、信託報酬として年間1%強を負担しなければなりません。 投資信託を購入して「コストは高いけれど分散投資」するか、自分で債券を購入するか、それぞれの投資家の判断しだいです。
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