原油価格と株価の相関

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ニュースで動く株価(1)「原油価格(原因編)」

原油から生成される基礎原料のナフサは、包装フィルムや容器、水道管、自動車のバンパーや電気・電子部品、洋服や網などなど、たくさんの石油化学製品に転換されます。

原油価格の高騰が進めば、原油を売る側、製品を売る方、消費者がの内の誰がコストを負担するのかという議論になることでしょう。


原油価格上昇の要因は大きく分けて3つあります。

ひとつは中東情勢の悪化です。
2001年9月11日の同時多発テロ後、米国はすぐにアフガニスタンを攻撃しましたが、それが終わると今度はイラクに目を向け、一気に中東が緊迫しました。
これが原油価格上昇のきっかけです。

2つ目が中国経済の急発展です。
中国経済の発展・拡大はすさまじく、原油にエネルギーの多くを頼っています。
中国からの需要が増えたのですが、原油の供給はさほど増えなかったために、原油価格は上昇しました。

3つ目が2002年から始まったドル安です。
ドルは2002年から主要通貨に対して約30%下落しましたので、ドル表示の石油価格が30%上昇しないと米国人以外には値下がりしたように感じられます。
このため石油価格はドル安時には上昇しやすくなります。


この3つの中で最も大きいのは「中国に代表される世界経済の拡大」です。
「景気回復による石油需要の急拡大」が最大の要因といって良いでしょう。


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