株価を読む「プロの押し目買い」

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株価を読む(3)「プロの押し目買い」

 押し目買いとは、上昇トレンドにある銘柄がある程度上昇した後に調整で下げて来た局面で買いを入れることを言います。

 どこで下げ止まって反発に転じるかは厳密には誰にもわかりませんが、もちろん適当に買うわけにはいきません。

 ではプロはどのようにして押し目買いのリスクをコントロールしているのでしょうか。

 ローリスクでの考えかたでは、段階を決めて買い下がるという方法を取ります。図を見て下さい。

押し目買い
図. 業績下方修正で下落した銘柄のチャート

 この企業の株価は業績下方修正の発表をうけて大幅に下落しました。この銘柄の年初来最安値は470円、年初来高値は710円です。

 押し目の水準は、高値の710円と安値470円の上げ幅の2分の1下げた価格である、590円(これを2分の1押しと言います)、又は3分の2下げた価格である550円(3分の2押し)となります。

 どちらを待って買うかはリスクの取り方などによりますが、ここまで下がれば、株価の習性から考えていったんリバウンドに入る可能性が高くなるので、短期リバウンド狙いの買いタイミングとなります。

 ただし、こうした短期リバウンド狙いの押し目買いでは、リバウンド後はいったん利食いが基本ですね。

 この他にも75日線まで下がれば買うというやり方もあるようです。

 プロのナンピン買いの考え方もまた同様の手法を取るそうです。

[参考文献]
週末「株」投資で大儲け, 出島昇, ダイヤモンド社


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