スクリーニング「収益性を裏付けるROA。」

Puffettの銘柄選び

 
コンテンツ

株式投資コラム>収益性を裏付けるROA。

Puffettの銘柄選びトップ
株式投資コラム
銘柄選び日記
日記アーカイブ
トレード記録
書籍紹介
リンク集
プロフィール
Mailフォーム


 

Let's スクリーニング「収益性を裏付けるROA」

前回のコラム「ROEから成長企業を探す」で、成長企業を探す上でのROEの重要性を示しました。

ただし、このROEは、「ある程度作為的に操作することが出来る値」であることを注意しなければなりません。
経営者の成績を測る指標でもあるために、操作をされる可能性もあるのです。

このことを考える場合、「ROEはどういった要素で出来ているのか?」を考えなければなりません。

ROE,ROA

ここでROA(Return of Asset)とは総資産利益率のことです。
事業に投資した資産を有効に活用し、どれだけ利益を獲得できたか、つまり、「事業自体の収益性」を表わす指標になります。

それに対し、「×(かける)」の後の項は、投資している資金の総額(総資産)と株主資本の関係を表わす指標です。
株主資本比率が総資産に対して100%であれば1となり、(金融機関からの借り入れ金などの)外部からの資金調達が増えれば1より大きな値となります。

通常、債券を発行するよりも株を発行する方がコストが安くなる為に、株主からの資金調達を有効に活用する財務政策が選ばれます。

逆に、金融機関からの借り入れ金などの外部への資金依存度が高まれば、その分財務リスクも高まる、というわけです。

事業が高い収益性を持っていることを条件にするために、ここでは成長している割安株への投資では株主資本比率50%以上の銘柄、つまりROEが15%以上を条件とするのであれば、ROAが7.5%以上の投資候補を選ぶと良いでしょう。


【スクリーニング機能が充実している証券会社】
マネックス証券

[前のページ]
>>ROEから成長企業を探す。
  [次のページ]
>>買い時を間違えない為のPER・PBR分析


>>スクリーニングコラムトップへ
©2008 Puffett All right reserved. 

Puffettの銘柄選びトップ | 株式投資コラム | 銘柄選び日記 | 書籍紹介 | リンク集 | プロフィール | Mailフォーム